おはようございます、こんにちは、こんばんは。ひよこ
です。本日は、Pythonで株価を取得する方法をご紹介します。
最近Pythonを学習していて実データを触りたい人。自分で企業分析を行って投資に活かしたい人。たくさんいらっしゃると思います。
ここでは、簡単に取得できる株価データの取得方法をお伝えできればと思います。
質問:Pythonで株価を取得する方法は?
最近Pythonの勉強を始めました。
自分の実力を確かめるために実際のデータを使ってみたいけど、何か良いデータはないかな?
「自分でやること」にすごく意味がありますよね。
今日はPythonを用いて簡単に株価を取得する方法をご紹介します♬
・Pythonで実際のデータを使ってみたい人
・株価データを分析してみたい人
この記事を読むと分かること!
・Pythonを使った株価取得方法
・取得できるデータ内容
◆Windows10へのインストール方法を解説(スクリーンショットあり)
◆仮想環境の構築~venvの設定方法~
◆ Pythonでできること(概要や始め方、学習方法までざっくり紹介)
◆ TA-Libによるテクニカル指標算出方法(移動平均、ボリンジャーバンド、MACD、RSI)
◆ 【株式投資】Pythonでスクリーニングする方法
ライブラリを利用した株価の取得
Pythonには多くのライブラリが存在します。今回はその中でも金融情報や株価に関するライブラリである「pandas-datareader」を用います。
pandas-datareader は、過去から現在までの経済指標や株価を取得することができます。
公式ドキュメントはこちら↓↓
pandas-datareader の利用方法
スクリーンショットを基に利用方法をご紹介します。
取得する株価としてアップル(AAPL)を例に挙げます。
1. ライブラリの import
まずはライブラリを importします。
今回は株価を取得する期間を指定するため、pandas-datareader だけでなく、datetime も import しています。
2. 日付指定
次に、取得する株価の期間を指定します。
・終了日:プログラム実行日(2021/08/22)
3. 銘柄指定
それでは、取得する銘柄を指定していきます。
stockList というリストに アップル(AAPL)を指定しました。
stockList に複数の銘柄を格納することで、複数の株価を一度に取得することも可能です。
4. データ取得
実際に株価を取得するコードは以下の通りです。
web.DataReader(銘柄, API, 開始日, 終了日)
・Low:安値
・Open:始値
・Close:終値
・Volume:出来高
・Adj Close:(調整後)終値
取得できるデータ
株価指数
日本株
日本株についても取得することができます。しかし、米国株とは取得方法が若干異なります。
銘柄の部分を「“証券コード”.T」とする必要があるので注意が必要です。
仮想通貨
株価だけではなく、今話題の仮想通貨についても取得することができます。
ビットコインなど、今後の値動きが注目されておりますので分析しがいがあると思います。
pandas-datareader メリット・デメリット
ここまで、pandas-datareader について紹介してきました。
ただ、もちろんスクレイピングなど他の取得方法と比較してメリット、デメリットございますのでいくつか記載しておきます。
まとめ
本日は、Pythonを用いた株価の取得というテーマで pandas-datareader のライブラリをご紹介いたしました。
米国・日本株問わず株価の取得が可能で、経済指標やETF、仮想通貨についても網羅されています。
テクニカル指標などを算出することで、株価の分析や株価予測に繋げることもできる重要な内容だと思います。
とはいえ、いきなりPythonを利用して分析することも難しいと思います。
今はYouTubeやブログで多く解説記事が見られますが、独学を検討されている方はご自身が良いと思う書籍を1,2冊持っておくと良いのではないでしょうか。
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