おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ひよこです(@hiyoko_lets_go)。
本日は、2022年2月の収支報告と市場動向についてです。
収支報告概要です。
今月の市場トピック概要はこちらの通りです。いずれもウクライナ情勢深刻化が大きく影響している内容となっています。
- コモディティ価格の高騰
- ロシア市場の暴落
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こんな方におすすめ
現在はデータサイエンティストとして大企業で活動しています。
1. 2月の総資産:¥9,516,978
2022年2月の総資産は、¥9,516,978(前月比+円、+2.5%)でした。
目標の1,000万円まで残り50万円!
いよいよラストスパートです。21年度中の達成は難しいですが、愚直に取り組んで22年上期中の達成を目指します!
以下の図は、社会人2年目の資産推移です。
米国株式中心に投資を行っていますが、2月は決して好調とは言えませんでした。
それでも何とか20万円以上の資産増を達成。主な要因は以下のとおりです。
- 米国株下落(マイナス要因)
- 1月残業増(プラス要因)
残業代でゴリ押しカバーした形。あまり望ましくはないですが、結果として資産増に繋がりました。
2. ポートフォリオ
ポートフォリオは以下の通りです。
米国株の下落から、先月からウェイトが下がる結果に(71.6%⇒70.8%)。
一方で、ゴールド(金)は価格の高騰により好調(1.09%⇒1.34%)。
市場が不安定な状況においてもある程度安心できるくらいに分散はできているポートフォリオだと自負しています。
3. 市場動向
今月の主なトピックはこちらです。
- コモディティ価格の高騰
- ロシア市場の暴落
a. 世界状況
ウクライナ情勢が深刻化している影響から、コモディティ価格の高騰が見られます(Brent・WTI:原油、Gas:天然ガス)。
直近の価格上昇が確認できますね。
ロシアは原油や天然ガスをはじめとするエネルギー資源の輸出大国です。例えば原油は輸出額2位。天然ガスに至っては1位。そのロシアへの経済制裁が実施されていることから価格高騰に繋がっています。
原油輸出額
天然ガス輸出額
b. ロシア市場
次にロシア内の影響を見ていきます。
- ルーブル円(RUB/JPY)、RTS指標(ロシア国内の50銘柄の時価総額加重平均指数)ともに大暴落
まずは、ルーブル円(RUB/JPY)です。ロシアがウクライナ侵攻を開始した2月末から一気に暴落していることが確認できます(約-27%)。その結果、ロシア国内では現金を下ろし(カードが利用できないので)消耗品の購入に急いでいるようです。現金の価値がある内に現有品に替えておこうという心理ですね。
そしてRTS指数です。こちらも同様に歴史的な暴落。新興国株式ETFが下落している原因にもなっています。
c. 米国市場
ここからは通常通り、主な投資対象である米国市場の市況です。
指標推移
年初来の主要指標の推移です(青:S&P500、オレンジ:NASDAQ、水色:ダウ)。
2月は横ばいに推移しつつ、下旬にかけて利上げやウクライナ情勢へのリスク回避から下落。
- S&P500:-8.81%
- NASDAQ:-13.72%
- ダウ:-7.36%
プラス要因なく、年初来ではいずれも10%近く下落している状態です。
NASDAQの下げ方を見るとハイグロ銘柄への集中投資も難しさを感じさせられますね。
また、VIX(恐怖指数)の推移はこちら。
1月下旬から乱高下を繰り返し、ウクライナ情勢を背景に本記事執筆時点で30を超えています。
ここまでにも記載した通り、下記2点より市場全体が混乱に陥っていることが分かります。
- 米国市場の金利上昇
- ウクライナ情勢
結果として、投資家のリスク回避姿勢が高まっていると言えるでしょう。
高配当ETF
年初来の主要高配当ETFの推移です(青:VYM、オレンジ:HDV、水色:SPYD)。
主要指標の下落幅と比較すると耐えているものの、2月は徐々に下落していることが分かります。
- VYM:-2.45%
- HDV:+1.92%
- SPYD:+0.85%
年初来で見るとVYMのみマイナス。その他は微増という結果です。
2020年のコロナ禍以降、好調だった分あまり割安感がないのも確か。今は定期買付のみ淡々と実施し、買い増す時期ではないかなと思います。
金
年初来のゴールド(金)の推移です。いいですね。
年初来+8.07%と好調で、2月は上昇トレンドを築いています。コロナショックの時同様に、現金への不安から金の価値が上昇している状況でしょう。
株式と比較すると長期的な上昇は期待できませんが、安全資産としての重要性を確認できます。
逆に言うと、それだけ市場が混乱し不安を抱えているということですね。。
年初来の (AGG)の推移です。
4. 今後の動向
現状のステータスとしては、
です。インフレ懸念から利上げを実施するのは景気が良い時です。量的緩和により経済活動が活発化した20年~21年。利上げに踏み切るタイミングでウクライナ情勢の悪化に伴う株価急落。この中で利上げを実施するのか、FRBパウエル議長の発言にも注目が集まっています。
投資家の中では、「上がる」「下がる」ともに様々な見方があります。
MUFGのレポートでは、想定よりも早く利上げによる調整が進み、22年3月末・23年3月末ともに回復+上昇と予想を出しています。
今後の市場の動きはどうなるでしょうか。わたしの見解を述べておきます。
結局、直近の動きとしては以下のイメージを想像しています。
5. 所感と今後の展望
今月の総資産は¥9,516,978(前月比+円)。
2022年2月のトピックはこちら
- コモディティ価格の高騰
- ロシア市場の暴落
・米国株全体:インフレ状況に依存。今年4月以降を予定されている金融引き締めがどうなるか。ウクライナ情勢の影響で何とも言えない。
市場 | 市況と今後の対応 |
米国 | ・インデックス投資:定期購入を継続 ・高配当ETF:定期購入を継続 ・個別株は見直し(ダウ構成銘柄のバリュー株を中心にタイミングを見てスポット購入予定) ・VGT(米国情報技術セクターETF)(四半期に一度購入中)は保留 ・増額はしない |
国内 | ・自社株買いのみ継続 ・増額はしない |
仮想通貨 | ・目安額を購入完了 ・一旦ストップ |
新興国 | ・ETFの定期購入(四半期に一度)を見直し ・3月は保留 |
金 | ・ETFの定期購入を継続(毎月) ・増額はしない |
・ETFの定期購入(四半期に一度)を見直し ・3月は保留 |
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