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【20代会社員】収支報告レポートと市場動向(2022年7月)

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

ひよこです(@hiyoko_lets_go)。

本日は、2022年7月の収支報告と市場動向についてです。

収支報告概要です。

  1. 資産総額:\11,622,778
  2. 前月比:+\268,428

    今月の市場トピック概要はこちらの通りです。

    1. ハイグロ銘柄の業績好調
    2. パウエル議長が利上げペース鈍化を示唆

    前月(2022年6月)の収支報告はこちら

    【20代会社員】収支報告レポートと市場動向(2022年6月)
    おはようございます、こんにちは、こんばんは。 ひよこです(@hiyoko_lets_go)。 本日は、2022年6月の収支報告と市場動向についてです。 収支報告概要です。 資産総額:,354,350 ...

    毎月の収支報告はこちら

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    こんな方におすすめ
    20代の方
    ・社会人3年目の資産状況を知りたい方
    ・米国市場を中心に市況を知りたい方

    ひよこ
    ひよこ

    私は、大学時代にプログラミングを学び、PHPなどのWeb系言語からAIに用いられるPythonまで幅広く経験してきました。

    現在はデータサイエンティストとして大企業で活動しています。

    また今ではプログラミングと投資を中心にほぼ不労所得として月10万円以上の収益を継続的に達成しています。

    1. 7月の総資産:¥11,622,778

    2022年7月の総資産は、¥11,622,778(前月比+268,428円、+2.36%)でした。

    後述しますが、パウエル議長の発言やグロース株の業績結果より、7月は総じて好調の1ヶ月となりました。

    以下の図は、社会人3年目の資産推移です。

     

    主な増額要因は以下のとおりです。

    • 利上げペース鈍化の見込みを受けた株価上昇
    • アップルなどグロース株の業績好調を受けた株価上昇

    上記2要因から、7月は株式を中心に資産を拡大させることができました。しかし、年初来ではまだまだマイナスの銘柄も多く引き続き注意が必要です。

    2. ポートフォリオ

    ポートフォリオは以下の通りです。

    先月と比較し、ポートフォリオ上大きな変化はなく堅調な推移となっています。概ね理想に近い比率となっており、若干国内株式の高さが気になりますが(理想は5~10%程度)、割安のタイミングであることを踏まえると許容範囲内と考えます。

    また、仮想通貨は6~7月に底値を付けて上昇に転じています。こちらはボラティリティの高さを警戒し、1~5%程度の比率に留まるよう調整していきたいと思います。

    3. 市場動向

    今月の主なトピックはこちらです。今月は米国市場中心に記載していきます。

    1. ハイグロ銘柄の業績好調
    2. パウエル議長が利上げペース鈍化を示唆

    a. 米国市場

    主な投資対象である米国市場の市況です。

    米ドル円

    7月は下落に転じ、130~135円での推移に(7月:-1.48%、年初来+15.50%)

    6月想像以上に高い位置で推移したドル円ですが、7月にようやく下落の兆しが見えてきました。

    理由としては、パウエル議長が利上げペースの鈍化を示唆したことなどが挙げられます。パウエル議長は「利上げペースを減速させることが適切となる可能性が高い」と述べ(引用:FRBの金融引き締めは次のステージへ)、これを受け市場は株価上昇に転じる形となりました。

    また、日米金利差が縮まるとの予想からドル円も下落へと動いています。ただし、引き続き円安であることに変わりはないことには注意が必要です。

     

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    指標推移

    年初来の主要指標の推移(青:S&P500、オレンジ:NASDAQ、水色:ダウ)。

    ハイグロ銘柄の業績結果などを受け、全体的に好調であった7月NASDAQに至っては月間+10%以上をたたき出しています。

    しかし、年初来ではまだまだ大きくマイナスの状況であり、金利上昇やQTを控え、今後もグロース株には風当りの強い市場となるため注意が必要です。

    • S&P500:-7.97%(年初来-13.89%)
    • NASDAQ:-11.76%(年初来-21.54%)
    • ダウ:-5.62%(年初来-10.22%)

     

    高配当ETF

    2022年7月の主要高配当ETFの推移です(青:VYM、オレンジ:HDV、水色:SPYD)

    • VYM:+3.55%(年初来:-5.56%)
    • HDV:+2.48%(年初来:+2.66%)
    • SPYD:+2.30%(年初来:-2.31%)

    7月は全体として大きく回復。HDVは年初来プラスを堅調に維持しています。S&P500が年初来約-15%と考えると変わらず健闘しています。

    今後は金利が下がり不況期に突入していくことを考えるとヘルスケアや消費安定株へ投資妙味が出てきます。すると必然的に高配当ETFの価格上昇も期待できるため、値動きをチェックしながら、上手く仕込みたいところです。

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    >>【米国高配当ETF】VYM・HDV・SPYD比較(メリット・デメリット)
    >>【米国高配当ETF】VYM 株価推移・配当金・今後の見通し
    >>【米国高配当ETF】HDV 株価推移・配当金・将来性
    >>【米国高配当ETF】SPYD 株価推移・配当金・将来性

    >>【米国連続増配ETF】VIGをおすすめする理由
    >>【米国エネルギーセクターETF】VDE 株価推移・配当金・将来性

     

    年初来のゴールド(金)の推移です。

    金:-0.93%(年初来:-4.92%)

    7月後半戻すものの月間でマイナスに沈み、年初来でもマイナスに。

    米国市場の利上げにより、利息の付かない金よりも債券などの方がより投資妙味があると言えます。

     

    実際、金は3月にピークを付けてから下落に転じていますが、10年国債利回りは3月以降大きく上昇しています。

     

    とはいえ、金融危機やインフレなどに備えて、定期的に購入を続けたいと思います。わたしはまだリスクを取れる年代であるということも考慮し、ポートフォリオの1~5%程度を目安に金を保有するようにしています。

    ひよこ
    ひよこ

    私は機会損失を避ける観点から2%ほどだけ保持しています。

     

    債券

    年初来の債券(AGG)の推移です。

    AGG:+1.69%(年初来:-8.15%)

    前月の予想通り7月にV字回復を見せている債券

    ドル円が下落していることから、ひとまず円安が落ち着いたと考えられ、債券の買い時になってきたと言えるでしょう

    ただし、円安であることには変わりないため、為替リスクを考慮した買い増しを心がけたいですね。

     

    b. 仮想通貨

    年初来の仮想通貨(ビットコイン)の推移です。

    BTC:+21.06%(年初来:-51.45%)

    7月に底打ちし上昇へ。年初来ではまだ50%以上のマイナスを付けているため静観を想定。

    4. 今後の動向

    市場が混乱する中ですが、今後の動向と検討したい投資先を記載いたします。

    a. 米国株(ハイグロ銘柄の業績好調)

    GAFAMの4~6月好決算による株高へ推移しています。

    企業4~6月 業績要因など
    Apple売上高前年比2%増ロシアでの販売停止や為替影響のあった中でiPhoneをはじめとし好調。
    Amazon売上高前年比10%増個人消費の鈍化に直面する見通しだが、好調なクラウド事業やサービス拡充によってコスト高の影響を緩和できる想定。
    Microsoftクラウド関連事業の成長率が前年比28%リージョン数の増加というAzure独自の強みを作りながら大手ベンダーとのパートナーシップも強化していく。
    Google売上高前年比13%増全事業で増収を達成し、特に検索(14%増)とクラウド(36%増)が牽引した。

    >>【米国株】アルファベット(GOOGL)、2Q22は13%増収、投資先行で純利益は14%減
    >>【米国株】アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)、マイクロソフト(MSFT)、米国の巨大IT3社の決算に見る重要トレンド
    >>米アップルとアマゾン、好決算で逆行高へ期待高まる

    グロース銘柄にとって厳しい状況下の中で、『安全な投資先』としての地位を確かなものにするための決算となっており、逆行高への期待感が増している

     

    b. 米国株(パウエル議長が利上げペース鈍化を示唆)

    7月のFOMCでは引き続き0.75%の利上げが決定いたしました。

    これを受けて、三菱UFJ信託銀行の投資環境見通しでは、2022年9月末と2023年3月末の予測を下方修正(引用:三菱UFJ信託銀行の投資環境見通し)。

    2022年9月末
    2023年3月末
    NYダウ
    35,000⇒32,500
    36,400⇒34,100
    S&P500
    4,500⇒4,100
    4,750⇒4,450

     

    ただし、パウエル議長は「利上げペースを減速させることが適切となる可能性が高い」とも話していることから、市場は安心感を持ち株価上昇に繋がっています。

     

    5. 所感と今後の展望

    今月の総資産は¥11,622,778(前月比+268,428

    7月は一時的な株価上昇に伴い資産拡大に成功。ただし、利上げが始まってまだ数ヶ月程度。この先1~2年をかけ不況期に差し掛かっていくことを考慮し、各指標をウォッチしながら慎重な戦略を立てていきたい。

     

    2022年7月のトピックはこちら

    1. ハイグロ銘柄の業績好調
    2. パウエル議長が利上げペース鈍化を示唆

    米国株全体:7月は上昇へ。
    グロース株業績好調により上昇。
    バリュー株:0.75%利上げ折込済みのため大きな変化なし
    高配当ETF:健闘しているものの投資妙味は高くない。
    債券:2022年後半以降の投資を検討。
    :利上げに伴い資金流出
    仮想通貨7月に底打ち。ただし静観。
    新興国株:持ち直すも不安要素が多い。

    私の2022年8月以降の展望と投資方針をまとめると以下の通り。
    市場市況と今後の対応
    米国・インデックス投資:定期購入を継続
    ・高配当ETF:定期購入を継続
    増額はしない
    国内・自社株買いのみ継続
    増額はしない
    仮想通貨・一旦ストップ
    新興国・ETFの定期購入(半年に一度)
    増額はしない
    ・ETFの定期購入を継続(毎月)
    増額はしない
    債券・ETFの定期購入(半年に一度)
    9月以降四半期購入を再検討

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