投資

【米国連続増配ETF】VIGをおすすめする理由

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ひよこ@hiyoko_lets_goです🐣
本日はバンガード 米国増配株式ETF(VIG)について紹介します。

連続増配企業から構成されるETFは個人投資家にとって魅力が大きいのではないでしょうか。特にキャッシュフローが潤うと不労所得を感じることができると思います。投資対象の一つとしてご検討いただければと思います。

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質問:VIGは投資対象になり得る??

VIGは投資対象になるのだろうか?VOOに投資した方がキャピタルゲインを狙えるし、高配当ならVYMの方が利回りが良いし。。

ひよこ
ひよこ

私もVIGを購入しています。確かにS&P500ほど騰落率が高い訳ではないし、高配当ETFほど利回りが高い訳でもありません。

しかし、分散させるという意味では両者の良いとこ取りができていることも事実だと思います。

また、今後の将来性を考えても十分に投資対象になり得る商品だと思いますので紹介していきたいと思います。

こんな人におすすめ!
・米国ETFを買いたいけどどれがいいか迷っている人
・配当が欲しいけどキャピタルゲインも狙いたい人
この記事を読むと分かること!
・米国ETF(VIG・VYM)の違い
・VIGの将来性

VIGは実績十分かつ将来性もあり、投資対象になる!

結論から申し上げると、VIGは十分投資対象になり得ると思います。

VIGは、配当金によるインカムゲインに加え、キャピタルゲインも見込める優良ETFです。

GAFAM中心のETFではないため、S&P500よりもトータルリターンは劣ってしまいますし、高配当企業から構成されるVYMやHDV、SPYDと比較すると配当利回りも低いです。

ただ、これらの間に位置するETFとしてポートフォリオの中で良い役割を果たしてくれることは間違いないと思います。

VIGとは?

VIGの概要は以下の通りです。過去10年間連続増配という言葉がキーワードです。

バンガード米国増配株式ETF(Vanguard Dividend Appreciation ETF)は、米国籍のETF (上場投資信託)。ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数に連動する投資成果を目的とする。米国の中型・大型株を保有。過去10年間連続増配の米国の普通株(REITを除く)への投資に注力する。時価総額ベースで保有銘柄のウエートを算定。(引用:bloomberg

ひよこも購入中

先日以下のようなツイートをしました。私はインデックス投資による全世界株式を中心としつつも、高配当ETF、さらにVIGにも投資することで上手く分散を図っています。

税金分の損があることは確かですが、やはり配当金が振り込まれる喜びはモチベーションアップには欠かせません🐣

基本情報(VIG・VYM比較)

ここから、高配当ETFの代表格VYMとの比較を示します。

【米国高配当ETF】VYM・HDV・SPYD比較(メリット・デメリット)
おはようございます、こんにちは、こんばんは! ひよこ(@hiyoko_lets_go)です。 今回はタイトルの通り、私の大好きな米国高配当ETFについて書いていきます。 質問:米国株に興味があるけど、どの株を買えばいい? ...

基本情報比較(VIG・VYM) (2021年8月20日時点)

・設定年:ともに2006年(リーマンショックを経験しているETF)
・配当利回り:VIGの方が1.2ポイントほど低い(成長性も見込んでいることに起因)
・経費率:0.06%で同値。激安。
・銘柄数:どちらも多く、分散されている

次に構成銘柄(上位10)を見ていきます。

構成銘柄(VIG・VYM) ※太字はトップ10内に重複していない銘柄

VIG・VYM
・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)やプロクター&ギャンブル(PG)などの個別株としても優良な企業が含まれている
VIG
・マイクロソフト(MSFT)やビザ(V)など成長性も見込める企業も高いウェイトを占めている

上位10銘柄の占める割合としては、VIGが32%、VYMが23%となっています。全体の銘柄数が考えても分散が効いていると考えられます。

チャート比較

直近2年間の株価推移を確認します(:VIG、水色:VYM、:S&P500)。

チャート(VIG・VYM)(2019/08~2021/08)

直近2年騰落率
・VIG:+44.33%

・VYM:+21.07%
・S&P500:+51.66%

直近2年間の株価推移を確認すると、VYMよりも株価上昇が見られるものの、S&P500ほどではないという結果でした。理由はそれぞれ以下の通りと考えられます。

  • VYMとの比較:成長性の低い高配当企業(おじいちゃん企業)をコアに構成されているわけではない
  • S&P500との比較:GAFAMをはじめとする成長率の高い情報技術系の企業が含まれていない

    まとめると、VIGは配当を重視しつつも、連続増配という将来性を加味したETFの特徴が反映されている結果となっています。

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    VIGの将来性

    株価予測

    VIGの過去の株価を基に今後1年間の株価予測を行いました(縦軸:2021/08/21の株価を基準値とした騰落率[%]、横軸:日付)。

    今後1年間の株価予測(VIG)

    今年に入ってから上昇傾向になることも加味され、1年後の騰落率予測は+25.6%(+17.4%~+34.8%)という結果でした。

    直近1年間の騰落率が+27%程度であることを考慮すると、同じように株価が上昇するのではないかという予想です。

    そんなに上手くいくはずがないと思いつつ、あながち間違いではないかもと思う理由があります。
    それは、AppleがVIGに組み込まれる可能性があるからです。

    Appleが組み込まれる!?

    Apple(AAPL)は言わずと知れた大企業で、GAFAMの一角であり今後も大きな成長が見込まれます。
    年初来で株価は20%近く上昇しており、S&P500を牽引していると言っても過言ではありません。

    そんなAppleは現在9年連続増配中

    つまり、2022年~2023年にはVIGに組み込まれる可能性があるということです。

    GAFAMの中でVIGに含まれているのは現在マイクロソフト(MSFT)のみ(無配銘柄が多いので。。)。

    仮にAppleが含まれることになれば、その期待感から株価上昇は間違いないのではないでしょうか。

    まとめ

    本日は、米国増配株式ETF(VIG)についてご紹介いたしました。

    ・VIGは10年以上連続増配企業から構成されるETF
    ・リーマンショックも経験しており、信頼度が高い
    ・利回りはVYMなど高配当ETFに劣るが、キャピタルゲインも見込める
    ・今後1年間の株価予測は+25.6%(+17.4%~+34.8%)
    ・2022年~2023年にはAppleも組み込まれる可能性が高く、更なる株価上昇が期待される

    トータルリターンを考えれば、再投資型の全世界株式の方が資産拡大には向いていると思います。
    とはいえ、投資先の分散およびモチベーション維持のためには配当のあるETFは有効です。

    その中でも本日紹介したVIGはインカムゲインだけでなく、キャピタルゲインも見込める優良ETFです。
    ご自身のポートフォリオを十分把握した上で、投資検討してみてはいかがでしょうか。

     

    お金を学んで選択肢を広げよう!
    明日も良い日だ!

    ひよこ🐣

     

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