【米国高配当ETF】HDV 株価推移・配当金・将来性

ETF
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投資対象として米国ETFに挑戦したいけど、おすすめはないかな。個別株は不安が大きいし、つみたてNISAは満額投資しているし。。トレンドを捉えた投資をしていきたい。

こんな悩みにお答えします。

実は、初心者でも始めやすく今後が期待できるETFがあります

なぜなら、低い経費率でありながら常に安定したパフォーマンスを出していることに加え、今後期待される銘柄が中心に据えられているからです。

今回は、米国高配当ETFであるHDVをご紹介します。

この記事を読み終えるとHDVの特徴を理解することができ、投資対象として検討することができるようになります。

>>【米国高配当ETF】VYM・HDV・SPYD比較(メリット・デメリット)
>>【米国高配当ETF】VYM 株価推移・配当金・今後の見通し

 

この記事の内容
■ HDV
・概要(株価、配当利回り)
・構成銘柄

・メリット、デメリット
・今後の見通し

この記事の信頼性

ひよこ
ひよこ

私は、大学時代にプログラミングを学び、PHPなどのWeb系言語からAIに用いられるPythonまで幅広く経験してきました。

現在はデータサイエンティストとして大企業で活動しています。

また今ではプログラミングと投資を中心にほぼ不労所得として月10万円以上の収益を継続的に達成しています。

 

1. HDVは優良高配当ETF。2022年は買い場になる可能性あり

・米国ETFでキャッシュフローを強化したい方にとって最適解になり得る
・ただし、資産拡大に向けてはつみたてNISAが優先

 

HDVは優良高配当ETFです。

  • 設定来200%成長の安定感
  • 0.08%と低い経費率
  • 優良高配当銘柄75銘柄によって構成
  • 生活必需品やエネルギーなど不景気にも強いセクターで構成

四半期に一度分配金が発生するためインカムゲインが期待でき、キャッシュフローの強化に繋がります。

ひよこ
ひよこ

個別株に不安がある方、メンテナンス不要でキャッシュを得たい方に最適です。私も毎月定期購入を行っています。

 

しかし、資産拡大という点においてはつみたてNISAを活用し全世界やS&P500に投資することが一番です。理由は以下の2点です。

  • 分配金に税金がかかるため。特に米国株には二重課税(米国と日本でそれぞれ課税されてしまうこと)の問題があるため、得られるリターンはどうしても少なくなってしまいます。
  • 成熟企業が多く含まれているため。HDVに含まれる銘柄は成熟企業が多く、GAFAMのように今後大きな成長を見込むことはできません。

したがって、つみたてNISAを満額投資済みの方やキャッシュフローを増やしていきたい年代の方にHDVはおすすめです。

ひよこ
ひよこ

とはいえ、分配金再投資型の商品は実感が湧きづらいため、ある程度自分へのご褒美の意味も込めてETFに投資することも戦略としてはありだと思います。あなたにとって一番心地よいバランスで投資を行いましょう!

 

2. HDV概要

HDVは、ブラックロック社提供の米国高配当ETFです。

HDVには75の銘柄が含まれています。年4回の銘柄組み換えにより景気やトレンドにも対応できるようになっています。

配当利回り3.18%は高配当個別株と比較してしまうと見劣りしてしまうかもしれませんが、安定性の高さや個人でのメンテナンスが不要であることがプラスです。

また、経費率は0.08%と優良高配当ETFの中では高い値となっておりますが誤差の範囲内(他のETFは0.06程度)である上に、銘柄組み換えの頻度を考えると妥当と思います。

設定日2011/3/31
純資産総額[十億 USD]9.631
基準価格[USD]103.87
配当金四半期3/6/9/12月
配当利回り3.18
経費率0.08 %
銘柄数75
銘柄組み換え年4回
iシェアーズ 米国高配当株 ETF(iShares High Dividend ETF)は、通常モーニングスター配当フォーカス指数(同指数)の価格と利回りパフォーマンスに連動した投資成果を目指す。同指数は、財務健全性が高く、同時に持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国企業への投資機会を提供する。同指数は75銘柄で構成されており、投資家に配当を支払うことのできる資金余力(配当力)によってウェイト付けを行う。(引用:SBI証券)

 

a. 株価推移

HDVの年初来の株価推移は以下のようになっています。

2022年4月は利上げ影響もあり減少傾向にありますが、年初来で+2.85%と安定して推移していることが分かります。

 

その証拠に、ETF設定来の騰落率を見ると安定感を実感できるパフォーマンスとなっています(分配金再投資後の騰落率)(2022/05/03時点)。

期間騰落率
1ヶ月-0.88 %
3ヶ月4.63 %
6ヶ月10.58 %
9ヶ月12.28 %
1年14.85 %
2年38.06 %
3年26.62 %
5年54.23 %
年初来6.58 %
設定来211.46 %

 

b. 分配金

HDVの2018~2021年の分配金は以下の通りです。

2018年~2020年まで増配傾向です。特にコロナショックのあった2020年にはその存在感を顕著に表していました。

2021年はコロナバブルの影響もあり投資対象がハイグロ銘柄になった結果、前年と比較し微減という結果でした。

HDV 分配金

 

また、先日2022年3月の分配金が出ましたので、3月分の比較を行ってみます。

年月分配金(前年同月比)
2018年3月0.798621(-)
2019年3月0.82208(+2.94%)
2020年3月0.914362(+11.2%)
2021年3月0.882118(-3.53%)
2022年3月0.76976(-12.7%)

2022年は大きなマイナスからのスタートとなりました。この結果、2022年4月に売りに出る方が増えてしまいました。

一方で、これは買い場と見ることもできると考えています。詳細は「5. 今後の見通し」で。

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3. 構成銘柄

 

HDVの構成銘柄上位10は以下の通りです。

名称割合(%)
エクソンモービル(XOM)7.89
アッヴィ(ABBV)6.39
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)6.12
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)5.44
シェブロン(CVX)5.31
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)4.75
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)4.67
フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)4.27
メルク(MRK)4.09
コカ・コーラ(KO)3.68

HDVは構成銘柄が少ないため、以前ご紹介したVYMと比較すると1銘柄のウェイトが高いことが確認できます(上位銘柄は5%前後の比率)。

 

また、2022年にトレンドとなっているXOM(7.83%)やCVX(5.32%)などのエネルギー関連銘柄も多く含まれていることが分かります。

エネルギー関連銘柄が期待できる理由は大きく2点です。

  • 米国市場の利上げ
    • 2022年に段階的な利上げが予想されている米国市場。金利が上昇するとGAFAMをはじめとするハイグロ銘柄は一律株価停滞が想定されます。金利が上がる⇒①企業がお金を借りづらくなる(返す額が上がる)+②個人投資家が投資する必要性が薄れる(貯金していてもお金が増える)。その結果、グロース株への投資を避け、バリュー株への投資へ遷移していきます。バリュー株はグロース株ほど成長性は見込めませんが、安定した業績を武器に配当金などインカムゲインを望むことができます。とりわけ2022年以降はコモディティ(小麦など)やエネルギーがトレンドになり、株価が高騰しています。
  • ウクライナ情勢
    • 2022年2月から問題になっているウクライナとロシアの関係について、各国がロシアへの経済制裁を行っています。これに伴って、ロシアとの貿易が制限されていますが、ロシアが輸出の大半を占めていた原油や天然ガスの需要が急増している。このエネルギー需要を追い風にエネルギー関連銘柄の株価も高騰しています。

      HDVの中で最も割合の高いエクソンモービル(XOM)の年初来の株価推移は以下のとおりです。年初来+34%(2022/05/04時点)と驚異のパフォーマンスとなっています。

       

      4. メリット・デメリット

      HDVのメリットとデメリットをまとめます。

      ■メリット
      経費率が低い
      インカムゲインだけでなくキャピタルゲインも期待できる
      ・トレンドのエネルギー関連銘柄に投資できる■デメリット
      構成銘柄が少ないため、1企業の与える影響が大きい
      2022年は利上げ影響から一時的に株価下落の可能性がある
      分配金の二重課税

      まずはメリットから。

      1つ目のメリットとしては、経費率が低いことです。ETFの経費率は0.1%以下を目安にすると良いと思います。人気の高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)は0.06%~0.08%と条件を満たしています。また、債権に投資できるAGGやS&P500に投資できるVOOは0.03%と超低コストで運用できます。

      一方で、昨年ごろより人気の高まっているレバレッジ型のETFは0.8~0.9%と非常に高い経費率となっており、お世辞にもおすすめはできません(SOXL:0.82%、SOXS:0.95%、SPXL:0.90% など)。

      また、インカムゲインだけでなくキャピタルゲインも期待できることも高配当ETFの特徴です。四半期ごとに分配金を得られることに加え、XOMをはじめ優良銘柄が多数含まれているためキャピタルゲインも期待することができます。特に2022年は良い仕込み時期になると思います。

      さらに、トレンドのエネルギー関連銘柄に投資できることも魅力的です。「3. 構成銘柄」でも述べたように2022年はエネルギー関連銘柄の株価高騰が顕著です。中でもXOMなどの優良銘柄に高い割合で投資できるHDVは投資妙味があると言えるでしょう。

      ひよこ
      ひよこ

      私の投資スタイルとしては「機会損失を避ける」ことです。個別株に投資するのは気が引けるが旨味は得たい方にとってはETFは最適解になり得ると思います。

      続いてデメリットです。

      1つ目のデメリットは、構成銘柄が少ないため、1企業の与える影響が大きいことです。HDVは高配当ETFの中でも構成銘柄が少ないETFです。これは良い点・悪い点でもあるのですが、銘柄数が少ないということは一部の企業の影響を受けやすいということです(上がるときは上がりやすいし、下がるときは下がりやすい)。年4回構成銘柄が変更されるとはいえ、このリスクをどう取るかは投資家次第です(例えばVYMは400近くの銘柄で構成されているため、分散が効いていると言えます)。

      また、2022年は利上げ影響から一時的に株価下落の可能性があることも懸念点です。2022年は米国市場の利上げの影響により、グロース株ほどではないにしても株価の下落が予想されます。したがって、すぐに利益を出したい方にとっては適さない投資対象となるでしょう。

      そして、分配金の二重課税の問題があります。HDVは米国株であることから、米国と日本ともに課税されます。したがって、分配金などとして得られる金額は少なくなってしまいます。確定申告により一部を取り戻すこともできますが、手間がかかる上に再投資型の商品と比較すると資産拡大の足かせになってしまいます。

       

       

      5. 今後の見通し

      HDVの今後の見通しについて、プラス要因とマイナス要因に分けて記載します。

      ■プラス要因
      ・円安(米国ドルで投資している場合)
      グロース株からバリュー株へトレンド転換
      ・エネルギー需要に伴う関連銘柄の高騰
      ■マイナス要因
      利上げによる株価下落

      まずは円安影響で円資産が拡大することです。通常金利の高い資産にお金は動くため、現在円安ドル高の状況です。したがって、ドルを保持しておくことで円換算したときに資産拡大となります(結果物価上昇などの影響があるためプラマイゼロですが)。

      また、利上げによりバリュー株にトレンドが移りつつあるため、成熟企業の多いHDVは今後も安定した推移が期待できます。

      そして、高配当ETFの中ではエネルギー関連銘柄も多く含むため、VYMやSPYDと比較してもキャピタルゲインを得られる可能性は高いと思います。

       

      一方で、利上げにより市場全体がネガになっているため、2022~2023年頃までは大きな上昇は期待できないでしょう。

       

      2022年は利上げ懸念から株価の下落が想定されます。配当利回りが特別高いわけでもないため、HDVが最優先の投資先になることは少ないでしょう。しかし、プラス要因も十分にあります。2023年以降の上昇を期待し価格の下がっている2022年に仕込みを行うことは最適解になり得るでしょう。

       

       

      6. まとめ

      今回は米国高配当ETFであるHDVについてご紹介しました。

      HDVは生活必需品・エネルギー・ヘルスケアなどを中心とした75の高配当銘柄で構成されています。セクター的に不景気に強いことが特徴であり、コロナショックでもパフォーマンスの高さ・安定さを見せていました。

       

      2022年は利上げ影響もあり一時的な株価下落が予想されますが、絶好の買い場になるのではないかと期待しています。

      その理由は以下のようにプラス要因が見られるためです。
      • 円安(米国ドルで投資している場合)
      • エネルギー需要に伴う関連銘柄の高騰
      • グロース株からバリュー株へトレンド転換

      したがって、定期買い付けを行ったり、RSIで株価妥当性を判断しながら買い付けを行うことをおすすめします。

      RSI(相対力指数)は、一定期間の相場における「値上がり幅」と「値下がり幅」を活用して、値動きの強弱を数値で表し、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断する手法です。一定期間において、「上昇した日の値幅合計」と、「下落した日の値幅合計」をあわせたもののうち、前者の比率を表します。例えば、比率が上昇日7:下落日3の場合、RSIは70ということになります。(引用:auじぶん銀行 RSI

       

       

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