上位表示できても流入がほとんどない・・・
ツールも上手く利用したい!
「ブログはアクセスが増えるまで時間がかかるから・・・」
しかし放っておくといつまでもアクセスを増やせず、無駄記事を作り続けることになってしまいます。
実はかんたんな作業を行うだけで上位表示される記事を量産させられるようになります。
■この記事で分かること
ブログにおいてキーワード選定が重要な理由は
キーワード選定を誤ると誰も読んでくれない記事を書き続けることになるからです。
キーワード選定の失敗には大きく2つあります。
- 検索する人が少なすぎる( = 検索ボリュームが少なすぎる)
ネットで検索する際の具体的な行動を考えてみましょう。
- 検索エンジンにキーワード入力
- 検索結果に表示された記事から気になる記事をクリック
- 記事を読む
競合が多かった場合、検索上位に表示されないため、クリックされず読まれない記事になります。
また検索ボリュームが少なかった場合、検索上位に表示され読まれたとしても、検索される回数が少ないためアクセスは伸びません。
キーワード選定によって、検索ボリュームの多いキーワードで検索上位を取ることが重要になるということですね!
ただし、闇雲に検索ボリュームの多いキーワードを狙えば良いわけではありません。
キーワードはいくつかの種類に分けられます。以下のようにキーワードには成約に繋がりやすいものや検索されやすいものが存在します。
■クエリ(キーワード)から考えるユーザの検索意図
- KNOWクエリ:知りたい。成約に繋がりにくい
- GOクエリ:行きたい。成約に繋がりにくい
- DOクエリ:やりたい。成約に繋がりやすい
- BUYクエリ:買いたい。成約に繋がりやすい
■検索ボリュームから考えるキーワード分類
- ビッグキーワード:月間平均検索回数 1万以上
- ミドルキーワード:月間平均検索回数 1000~1万
- スモールキーワード:月間平均検索回数 1000以下
初心者の方はまず「DOクエリとBUYクエリ」の「スモールキーワード」を狙うことをおすすめします。
理由は成約に繋がりやすく、初心者でも検索上位を取りやすいからです。
クエリから考えるユーザの検索意図
Googleによると、キーワードは4つの検索意図に該当すると言われています。
読み手が何を考えているか想像することが大切ですね!
KNOWクエリ
ただし、あくまで知ることが目的であり、成約には結びつきにくいキーワードと言えるでしょう。
GOクエリ
「どこかへ行きたい」という意図があるため、
DOクエリ
BUYクエリ
例:レンタルサーバー 最安 / プログラミングスクール おすすめ
検索ボリュームから考えるキーワード分類
検索ボリュームの違いにより、キーワードを3種に分類できます。
- ビッグキーワード
- 月間平均検索回数:1万以上
- 1~2単語で構成される場合が多い
- 例:プログラミング
- ミドルキーワード
- 月間平均検索回数:1000~1万
- 2~3単語で構成される場合が多い
- 例:プログラミングスクール おすすめ
- スモールキーワード
- 月間平均検索回数:1000以下
- 3~4単語で構成される場合が多い
- 例:プログラミングスクール おすすめ 東京
この方法を利用することでキーワード選定に悩むことがなくなり、書くべきキーワードが溢れてくるはずです。
■キーワード選定方法
- ビッグキーワードを考える
- サジェストキーワードを洗い出す
- 検索ボリューム概算と競合性を確認する
- 検索ボリューム詳細を確認する
ビッグキーワードを考える
まずはあなたのブログのテーマ・目的に合ったキーワードを考えます。
最初は1単語から始めてOKです。
ここでは検索回数は意識しなくても大丈夫!まずはキーワードを洗い出しましょう。
私の場合は、「プログラミングを中心とした副業」について記事を書くことが多いので
- 副業
- プログラミング
- フリーランス
- プログラミングスクール
などをキーワードにすることが多いです。
このようにラフにキーワードを出していきましょう。
サジェストキーワードを洗い出す(ラッコキーワード)
考えたキーワードからサジェストキーワードを洗い出します。
「プログラミング」というキーワードを考えても、その後に続く単語を探すのは難しいですよね。ましてや検索されやすい単語を見つけるのは至難の業です。
そこで、ラッコキーワードというツールを利用します。ラッコキーワードは入力したキーワードに対してサジェストキーワードを自動で出力してくれます。
これでキーワードの候補を一気に洗い出します。
例:「プログラミング」と入力すると「プログラミング アプリ」、「プログラミング アルバイト」のように同時に検索されやすい単語の一覧が出力されます。
サジェストキーワードが出力されたら、画面右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックして次のステップに進みましょう。
検索ボリューム概算と競合性を確認する(キーワードプランナー)
再掲ですが、キーワード選定の失敗は2パターンあります。
- 検索する人が少なすぎる( = 検索ボリュームが少なすぎる)
ここでは、キーワードプランナーを利用して検索ボリュームの概算と競合性を確認します。これによりキーワード選定の失敗を防ぎます。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
入力欄にラッコキーワードからコピーしたキーワードを張り付け(Ctrl+V)、左下の「開始する」をクリック。
すると各キーワードごとにいくつかの数字が出てきます。ここでは
- 月間平均検索ボリューム:100~1000
- 競合性:低/中
- 競合性(インデックス):できるだけ小さい値
に着目します(列名をクリックすると昇順/降順に並べ替えることができます)。
まずは検索ボリュームが100~1000のキーワードに絞りましょう。
- 検索ボリューム:1000以上
- 競合が多く、企業サイトが上位に君臨している可能性が高いため避けた方が良い
- 検索ボリューム:100以下
- 検索回数が少ないため上位表示されたとしても十分なアクセスを集められない
また、検索ボリュームが100~1000でも競合性が高いキーワードは避けましょう。競合が多い中で上位表示されるのは難易度が一気に上がります。
ある程度キーワードが絞られてきたのではないでしょうか。この時点で10~20程度までキーワードを絞れていれば上出来です!
検索ボリューム詳細を確認する(キーワードプール)
キーワードプールを利用して、さらに詳細な検索ボリュームを確認していきます。
前段で利用したキーワードプランナーは、非常に便利なツールですが「10~100」「100~1000」「1000~1万」など大まかな検索ボリュームしか確認できません。
もっと細かい検索ボリュームを知りたい!
そこでキーワードプールの出番です。キーワードプールでは詳細な月間平均検索回数を見ることができます。
キーワードを入力し、左下の「検索回数順」タブに切り替えるとキーワードごとに月間平均検索回数が表示されます。
例:「プログラミング 言語 人気」を入力した場合
1単語ずつ入力する必要があるので少し手間ですが、キーワードプランナーより詳細に検索ボリュームを確認できるため、キーワード選定の参考になるでしょう。
これでキーワード選定は完了です!
あとは残ったキーワードから記事構成を考えて執筆する順番などを決めていきましょう!
選定したキーワードを使ってブログを書いていきます。
ここではキーワードを記事に入れるコツをご紹介します。
■選定したキーワードを使ったブログの書き方
- キーワードに沿ってニーズに合った記事を作成
キーワードに沿ってニーズに合った記事を作成
まずは選定したキーワードに沿って記事を作成していきます。
このとき、一度実際にキーワードを入れて検索してみることをおすすめします。
実際に検索することでどのような記事が検索上位に表示されているかを確認することができるからです。
模写はNGですが、キーワードの暫定解を知ることができるわけです!
具体的には以下の流れが効率的でおすすめです。
- 検索エンジンにキーワードを入れて検索
- 検索上位10件の記事を確認
- どの記事にも共通している内容を把握
- 一部の記事にしか存在しないユニークな内容を確認
- 3.と4.を踏まえて記事構成を検討
タイトルの最初の方にキーワードを入れる
狙うキーワードはタイトルの最初の方(左側)に入れることがおすすめです。
より最初の方に入れることで検索上位表示されやすくなるからです。
ただし、タイトルをクリックしてもらいやすくすることを優先して良いと思います。
記事の見出しにキーワードを入れる
また、見出しにもキーワードを入れた方が良いでしょう。
タイトル同様に検索上位表示されやすくなります。
ディスクリプションにキーワードを入れる
さらに、ディスクリプションにもキーワードを入れましょう。ここも上位表示するために重要なポイントです。
まとめ
今回は、
■狙うべきキーワード
- DOクエリとBUYクエリ:成約に繋がりやすいキーワード
- 月間平均検索回数が100~1000のスモールキーワード:競合が多すぎず検索もされる丁度いいキーワード
■キーワード選定方法
- ビッグキーワードを考える
- サジェストキーワードを洗い出す
- 検索ボリューム概算と競合性を確認する
- 検索ボリューム詳細を確認する
■選定したキーワードを使ったブログの書き方
- キーワードに沿ってニーズに合った記事を作成
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