本日は、「書籍を用いたPython学習」について私の実体験を踏まえてご紹介します。
こんな方におすすめ!
- これからプログラミングを学びたいと思っている
- Pythonの正しい知識を身に付けたい
- まずは安価に取り組んでみたい
◆ Pythonでできること(概要や始め方、学習方法をざっくり紹介)
◆ 【プログラミング】初心者向けPythonの学習方法(結論:ゲームを作ろう)
◆ 【すべて無料】無料でプログラミングを学ぶ方法4選(初心者向け)
◆ 【Python】Windows10へのインストール方法を解説
結論:書籍を用いたPython学習はおすすめ
結論から申し上げると、書籍を用いた学習はおすすめです。
特に、「プログラミングをはじめて学ぶ方」や「安価にスキルを身に付けたいという方」にとってハードルが低くかつ確実にスキルアップできる方法ではないでしょうか。
理由は以下3点です。
1. 体系的に学習することができる
2. 正しい順序で正しい知識、スキルを身に付けることができる
3. 辞書として活用することができる
私自身、はじめてプログラミングを学習する際には書籍を購入しました!
同時に2冊ほど購入しましたが、今でも再度見返すほどの良書だったと思います!
ここから、具体的に理由を解説していきます。
1. 体系的に学習することができる
Pythonを含むプログラミングは、ネットを使いながらでも学習することはできます。しかし、初心者の方にはネットでの学習はあまりおすすめはできません。
それは、「プログラミングとはそもそも何か」「Pythonを学習する際に何をどこまで学習すれば良いのか」が曖昧になるからです。
一方書籍での学習は、プログラミングの全体像を捉えることができ、「全体の中で今この部分を学習していて、こういうケースで使える」ということを常に意識することができます。
まとまりや繋がりを考えながら学習することは思考力の向上にも繋がるため、初心者の方にとってとても重要です。
2. 正しい順序で正しい知識、スキルを身に付けることができる
ネットでの学習の場合、どうしても分からない部分や興味のある分野に偏って学習してしまうでしょう。また、誤った情報が溢れているのも事実です(もちろん正確な情報もありますが)。
プログラミングは積み木を積み上げていくイメージです。持っている知識やスキルを用いて、次の知識やスキルを身に付けていく。
そこには正しい順序と正しい情報があるのです。誤った情報をかいつまんでいても、効率的な学習とは言えません。
書籍を用いることで正しく学習を進められるため、効率的に確実にステップアップすることができます。
3. 辞書として活用することができる
一度購入し、読み込んだ書籍は、辞書として用いることができます。
プログラミングは暗記ではありません。分からなければ調べれば良いのです。その際に手元に1冊書籍があるだけで心強いと思いませんか?
「この関数どうやって使うんだっけ?」「この文法もっと上手く書けないだろうか?」などなど
困ったときの引き出しとして書籍を用いることができるのは利点です。
書籍での学習のデメリット
もちろん、書籍での学習にもデメリットはあります。ここでは3つほどご紹介しますので、参考にしてください。
結局分からないところはネット検索
書籍を読んだところで、不明点は出ます。その時にはネットで検索をかけることになるでしょう。
プログラミングを学ぶ際には、様々な手段を用いて取り組むことが大切です。書籍だけで完結することはないので注意しましょう。
内容や目的にもよりますが、実践的でない書籍の場合、読んで終わりになる可能性があります。
これでは知識は身に付くかもしれませんが、スキルは身に付きません。スキルを身に付けるためには実際にコードを書いて動作を確認することが大切です。
ご自身の目的に応じて書籍を選ぶようにしましょう!
情報が古い
書籍の情報は基本的に古いです。5年前くらいの情報と捉えておけばいいでしょうか。
プログラミングの基礎に関する内容やPythonの文法については大きな変化はないため書籍で十分だと思います。
一方で、AIや機械学習などの先端技術を知りたい場合は書籍は不向きです。ネットやUdemy などのオンライン学習サービスを利用した方がより鮮度の高い情報が得られるでしょう。
プログラミングスクールに通うと最低でも数千~数万円/月という価格帯のため、初心者の方は正直手を出しにくく相応の覚悟が必要です。
一方で、コスト0でネットを用いて学習しようとすると「タダだからいいか」と継続できず挫折してしまうケースが多いです。
書籍の場合、最大でも数千円と比較的リーズナブルです。そして、モノとしてそこに存在するだけでモチベーションアップに繋がります。自分に合わなければ売ってしまえばいいですしね。
書籍は、一人で学んでいけるよう自走するための手段です。何事も始める時が一番大変です。書籍の力を借りてプログラムライフをはじめましょう。
1. Python1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
ポイントは何と言っても分かりやすさ。独学だと挫折してしまう方が多いですが、この本なら大丈夫、そう思える1冊です。
口コミ:Pythonの特徴が捉えられていて、初めてこの言語を扱う場合には役に立つと思います。
2. 独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
Python入門書としては簡単過ぎず難しすぎず、人気の高い1冊。
Pythonの全体像を捉えながら、実践的な内容を順序立てて学習していくことができます。実際に手を動かすことで、プログラマーの1歩を踏み出しましょう。
口コミ:わかりやすく達成感を感じやすい内容。さらにキャリアパスや学習方法のヒントも掲載されているため、自信を持って学習を進めていくことができる。
3. 独習Python
Python以外のプログラミング言語にも対応している「独習」シリーズです。
解説⇒例題⇒確認という学習の流れを抑え、サンプルコードで実際に手を動かしながら学ぶことができます。
初心者からきっちり学びたいという方におすすめの1冊です。
口コミ:全くの初心者ですが、丁寧に説明され、例題等で補充されているので初心者向けには非常に相応しい本
4. Python2年生 スクレイピングのしくみ 体験してわかる!会話でまなべる!
「Python1年生」を読み終えた方を対象とした入門書。
スクレイピングはPythonの使い道として有名で、機械学習やデータ分析など幅広く応用ができる技術です。
Pythonでスクレイピングを行いたい方は持っておきたい1冊。
口コミ:この本は一歩ずつ解説しながら進んでくれるので、今何を何のためにしているのかが非常にわかりやすいです。
5. Python2年生 データ分析のしくみ 体験してわかる! 会話でまなべる!
データの分析方法を知りたい初心者向けの1冊。
スクレイピングなどを用いて集めたデータを分析したいと思っても、数式やプログラムにアレルギー反応を示してしまう方も多いはず。
本書では、サンプルプログラムを基に簡単にデータ分析の方法を解説されています。
口コミ:あくまで初学者向けの内容で、それほど高度な話は出てきませんが、取り扱ってるテーマも取っつきやすいため、初学者向けには必要十分な内容。
6. たのしいプログラミングPYTHONではじめよう!
こちらもイラスト豊富で分かりやすさのある1冊です。
Pythonを学ぶ際にまず最初にやるべきはゲーム制作だと思っています。継続しやすいですし、目的を持って自主的に調べる力が見につくからです。
この本は、基本の学習の後にゲーム制作まで体験することができます。
口コミ:内容は初心者向けではじめてコーディングする人にはわかりやすい内容でした。後半にはゲームを題材に解説しており、pythonで簡単なゲームを作ってみたいという人にはいい本。
まとめ
本日は、書籍を用いたPythonプログラミング学習の有効性についてご紹介しました。
書籍を用いた学習を通して、プログラミング初心者の方でもPythonを扱えるようになるでしょう。
ご自身の目的に合わせて書籍のテーマを選定することで、Pythonというプログラミング言語を知るところからスクレイピングやデータ分析など幅広く学ぶことができます。
本記事では筆者おすすめの書籍を6冊ご紹介いたしました。Pythonの学習を検討されている方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
また、どうしても
は、プログラミングスクールという方法があります。私のおすすめは『TechAcademy』です。
質問することですぐに分からないところをクリアにできますし、進捗をサポートしてくれるため確実に成長することができます。
無料相談を実施しているため、まずは話を聞いてあなたのスタイルに合っているかどうか確認してみるのが良いと思います。
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