こんな悩みにお答えします。
\現役エンジニア厳選!Pythonを学べる書籍20選!/【Python】おすすめ書籍20選(入門~AI・機械学習)はこちら>>
この記事の信頼性
現在はデータサイエンティストとして大企業で活動しています。
結論から申しますと、Pythonで何ができるのか、その全体感を掴める良書だと思います。
Amazonレビューで評価4.2/5.0を獲得しているのは伊達じゃないと感じる内容でした。Pythonをよく知らない方でも分かりやすい説明で理解を促進し、「こんなこともできるのではないか」とPythonへの期待感を持つことができます。
何でもかんでもPythonでできるわけじゃない。何ができて何ができないのか。何をやって何をやらないのか。本書で言うところの「退屈なこと」をPythonにやってもらい、自分はもっとやるべきことをやる。そのような選択を自分で取れるようになることが重要である、ということですね。
不都合を環境のせいにしないために自分で力を付けて、自分で解決できるようにすることが大事!
対象 | |
発行日 | |
ページ数 | |
章立て |
Pythonの作業自動化について幅広く解説されている書籍。1冊でPythonがどんな作業と相性が良く自動化できるのかを把握することができます。
読んで感じたポイントは以下のとおりです。
Pythonの基礎から記載があるため初心者の方でも読むのに苦労するということは少ないでしょう。また、実際の作業をイメージしながら読み進められるため全体を通して理解は容易だと思います。1日1時間学習を進めたとしても1ヶ月あれば本書の内容は十分網羅できるのではないでしょうか。
また、これから本書の購入を検討している方は「退屈なことはPythonにやらせよう 第2版」もおすすめです。執筆時点では出版されていませんが、2022年7月に発売予定なのでぜひチェックしてみてください。
本書は主に「自動化」について記載されていますが、これはレベルが高いです。類似した単語として「効率化」がありますが、「自動化」と「効率化」の違いについて確認しておきましょう。
完全に人の手を介さないことで、労力を0にできる分、誤作動を起こした際の影響が大きい | 人の手を介すことで、労力を必要とする分大きな過ちを防ぐことができる |
どこまでリスクを許容できるのか(コンピュータに代替できるのか)を考える必要があります。
余談ですが、私個人的には自動化よりも効率化したい派です。効率化の方が難易度が低く適用先も多いし、何より基本的に信用していないので笑。(自分を含め誰かが作ったプログラムで)完全に代替してしまうことにリスクを感じます。であれば最終決定は自分で行いたいな、と。ここまでくると好みですが。
ここでは大目的として、自分の作業を効率化したり自動化することを考えます。
a. 「退屈なこと」の見つけ方
ではどのように「退屈なこと」を見つければいいのか、その方法をまとめてみました。
今の世の中は情報化社会。あなたが退屈に思うかそうでないかはあまり重要ではないのです。代替できてしまう以上結局価値を生みづらいから。
むしろ、上の2-2.のように「自分にしかできないこと」をいかにして見つけるか、がこの先は大切になってきます。
b. 将来を見据えて本当にやるべきことをやる
コンピュータに置き換えられるということは、給料が減ったり仕事自体なくなってしまったりするということ。人生100年時代と言われる中で、あなたの仕事はずっと続いていくでしょうか。
他のプログラミング言語と比較しても希少価値が高く将来性もあることは間違いないでしょう。
まとめ
そして、大切なことは「Pythonで自動化/効率化できる」という選択肢を持てるようになること
本書を読んで感じたことは、
あなたの作業を自動化/効率化しつつ、「本当に今自分がやるべきか」を自問自答し見直してみていただければ幸いです。
書籍以外でプログラミングを学ぶなら、以下のオンライン学習サービスがおすすめです。
\スキルアップを目指したい方におすすめのオンライン学習サービス/
コメント